研究内容
当研究室では昆虫をはじめとするさまざまな動物の進化生態学的な研究を行っています。
最近の研究内容は以下のとおりです。現在、大学生・大学院生・ポスドクを広く募集しています。以下の研究内容に興味のある方はお気軽にご連絡ください。
(小島 渉 wkojima[at]yamaguchi-u.ac.jp)
- カブトムシの活動時間
利用する植物種や樹液場での競争者がカブトムシの活動時間に与える影響について調べて
います。最近なおもな成果 1 2
- カブトムシの配偶行動
カブトムシのメスは、昆虫としては珍しく、生涯で一度しか交尾をしません。またオスも独特の求愛歌を発するなど、ユニークな特徴があります。このような配偶行動の地理的な変異について調べています。
- カブトムシにおける生活史形質の地理的変異
カブトムシではさまざまな生活史形質に遺伝的な地理的な変異が見られます。特に、成虫の寿命、幼虫の成長、免疫能などの緯度による勾配について調べています。最近のおもな成果
- ハナムグリ類の種間関係
オキナワコアオハナムグリとコアオハナムグリは山口県内で同所的に生息しています。種間雑種の形成や繁殖干渉の可能性について調べています。
- ハナムグリ類の捕食者防御と警告色、擬態、色彩の性的二型
ハナムグリ類は鳥類からほとんど食べられないことが私たちの研究から分かってきました。ハナムグリ類の構造色の機能や一部の種に見られる色彩の性的二型について、捕食回避という観点から調べています。最近のおもな成果
- アゲハチョウ科の行動の種間比較
チョウの仲間の有毒種は警戒心が弱い、体温が低い、規則的に飛ぶなど、共通した特徴を持っています(化学防御シンドローム)。野外でアゲハチョウ科の行動の種間比較を行い、このシンドロームの実態について調べています。最近のおもな成果
- 島嶼におけるヒキガエルの生態学
萩市の沖にある見島には、体サイズの小さいヒキガエルが超高密度(本土の数百倍!)で生息しています。このようなユニークな環境でのヒキガエルの基礎的な生態について調べています。最近のおもな成果